あと一言をなぜ遠慮してしまうのか?
現役に戻ると、営業マンとして当時感じていた気持ちをリアルに思い出します。その代表的なものが、ちょっと面倒、でも絶対にやならきゃいけないものでもない!ということを後回しにしてしまう心理です。
今はとある新サービスのご案内(無料でできる)をできる限り多くのお客様に伝えたい。しかし、その設定にはちょっと手間がかかります。
そこで自分の頭の中にマイナスの思考が生まれます。
「忙しいときに、この案内したら、面倒臭がるだろうなぁ。」
「きっと設定の途中で挫折してしまいそうだなぁ」
と思考回路が自動的に働いてしまいます。
以前の自分なら、ここで終了です。
「まぁまた来れるし、社長が時間があるときにやればいっか。急ぎじゃないし。」と思って退散です。
しかし、今は交通費ももちろん自腹、時間も有限です。
「ここで本当に帰っていいの?」と自問自答。
答えは明白。「NO」です。
「社長。今日はひとついいご案内がありまして。少しお時間いただけませんか?」のひとことを言ってみました!
それでも「いや、いいかな。それは」と言われたらそれは仕方ない。しかし大抵は、「いいよ。やってみて。」と言ってくださるのです。
後に残る満足感か、後悔か。冷静に考えれば当たり前のことなんですが、なぜかなかなかできないのです笑 気持ちはよくわかります。
勇気を持って、ひとこと!これを今日は学びました。