どこまでもかみ合わない議論、消えないモヤモヤ感
こんばんは。このブログは株式会社USKコーポレーション代表の田村が、営業初心者の方向けの内容を様々な角度から発信しています。よかったら参考になさってください。
さて、ちょうどいま放送していた、BSプライムニュースを見ていて感じたことを書いてみます。
立憲民主党の長妻議員は言います。
「オリンピックを開催すれば、たくさんの人が入ってきて、コロナで亡くなる人はどうしても増える。オリンピックを開催するなら、そのリスクを上回る大義が必要だ!政府与党はそれを示していない。」と
一方自民党の下村議員は言います。
「そうならないために、最大限の感染対策、水際対策を実施して、感動を与えられるオリンピックを開催するのだ!」と
どちらの主張も間違っているとは思いませんが、おそらく絶対にかみ合わない、これ以上はすり寄ることもない平行線状態だろうと思いました。
私自身がどちらの主張を支持するとはここでは申し上げませんが、
やると決めたんだ!だったら、感染爆発が起こらないよう、最大限の配慮をして、素晴らしい大会にしよう!(どちらかといえば前向きなプラス思考)
とする与党側と
このままでは危ない!また医療崩壊がおきるぞ!命より大切なものがあるか!中止か延期だ!(人の命より大事なものがあるか!と極論に近い最大リスクをとる思考)
とする野党側の根本的な思考の違いがはっきり出ているなと感じました。
ただ、どちらの主張にも、なにかしっくりきません。何かが物足りないのです。それは、強い意志と、その根拠となるデータや数値などないことだと気づきます。
それぞれの主張はわかった。それで?そのあとは?と突っ込みたくなる内容です。
そこを語るためには、やはりコロナ・ワクチン関係のデータ、つまり感性経路や、感染しやすい環境などの正確なデータ(本当に飲食店なのか?通勤電車は?緊急事態の効果は?変異株の正体など)を明らかにすることと、経済関係のデータ(失業率、財政状況、苦境にあえぐ業種など)をできる限り明らかにし、根拠のある主張を展開してもらいたいと思います。私は専門家ではないため説明ができないので、余計にモヤモヤします。
このことはオリパラに限らず、どんな政策にも言えることで、大義・ビジョンとセットでその根拠を示していくと、とても説得力のある、主張に育っていくと思います。
どちらの主張を支持するか?次の選挙で答えがでますね!選挙に行く以上は、最低限、各党の主張をよく読んで解釈をしてから投票することは大事だと思います!
では明日もがんばりましょう。