営業の仕事とは何だろう②
昨日の続きです。
中古車広告の世界でいうと、費用対効果のひとつの判断軸として、『その媒体を使って一台車を売るのに、いくらの広告費を払っているか?』=費用対効果 を基準に考えます。
具体的な金額は差し控えますが、たとえばその平均が5万円だとしましょう。一台車を売って得られる粗利益が15万円だとすると5万円払って10万円の利益を得るということになります。
これが平均的な満足度と仮置きしたときに、
A店は3万円の広告料で月3台売っている=費用対効果1万円
B店は6万円で広告料で月1台売っている=費用対効果6万円
その差は6倍となりました。一台あたりの粗利益が同じだとすると、A店とB店の満足度の差は6倍ということになります!ちょっとびっくりしますね。
極端にいえば、B店には6倍寄り添って、6倍考えて、6倍提案して、満足度を上げていく努力をします。
逆にA店には、単純な値上げもできませんから、より売れる提案をして、こちらの売り上げを伸ばしながら、販売台数も伸ばして、WINWINの状態を作ります。※悪い意味ではなく、費用対効果は少し悪化する
こうして全体のバランスを見ながら、行動計画・提案計画などを練っていくと営業も面白くなりそうですね。
私も皆様に負けないように精進していきます!