先義後利
皆様こんばんは。
こんな四字熟語があります。
「先義後利」
道義を優先させ、利益を後回しにすること。▽「義」は人として当然あるべき道の意。「利」は利益のこと。
まずは自分がこうありたいと思います。会社を経営している以上、より利益を上げたい、儲けたいと思うのは当然のことなのですが、あくまで、営業マンとして当然のことをして、お客様にしっかりと貢献してこその売上・利益であるということを肝に銘じたいと思います。
なぜこんな話をしたかというと、お世話になっているあるお客様が、毎月とても業績が良く、会社も順調に業績を伸ばしているのをみて、なぜ同じ中古車業界で?何が違うんだろう?と疑問に思ったからでした。
じっくりと話を聞いていると、正のスパイラル。評判が評判を呼んで、どんどんと顧客が増えていて、しかもそのお客様の満足度がとても高いということがわかりました。
よく「上顧客」「お得意様」と言いますが、「たくさんお金を落としてくれる人」「自分の提案を黙って受け入れてくれる人」を上顧客だと勘違いしている方がいらっしゃいます。
確かに一時的にはいいでしょう。しかし、そのお客様も何となく気づいているはずです。「あれ?私はぼったくられているの?」と気づけば、絶対にそのお客様は紹介などしてくれませんし、離れていくでしょう。
目の前にある仕事ではあまり利益は出なくても、人として当然である道を歩み、まっとうな商売をしていれば、必ずどこかで儲かる話も出てくるでしょうし、その時は素直に「今回はうちも儲けさせていただきました。」と言えると思います。そしてそのお客様の満足度も高く、紹介をしてくれるでしょう。そして正のスパイラルが加速度的に続いていくと思います。
具体的には、
・普通に買うより、「お得だった」と感じられる価格・サービスを提供する
・アフターフォローが充実している 「何かあればこの人に相談すればいい」という安心感を提供する
・対応がスピーディー 「とにかく早い!」というスピードを提供する
このあたりが大変重要だと考えます。
競合他社が乱立する業界であればなおさらですね。
今日は自分を戒める意味でも
「先義後利」を徹底意識していきたいと思いました。
本日は以上です。