相手の考えを変えるのは容易でない。
皆様こんばんは。
自分の考えを相手に伝えたい!ついつい熱が入って力説するシーンがあると思います。
しかし社長の反応はいまいち。むしろ否定される。
「ていうか、俺はそういう商売はしたくないし、それをやると既存客が離れていく・・・云々」と、逆効果になってしまうことも。
しかし、このままだと、担当しているこの会社がきっと立ち行かなくなると思う。本気で心配して提案するあなたの姿勢はきっと間違っていないことでしょう。
ではどうすればよいのか。
私の答えは、受け止めつつ、近しい事例を出す! です。
社長の考えやポリシーは絶対に受け止めましょう。これを否定してしまったら元も子もありません。
受け止めたうえで、その考えに近しい好事例を添えてあげるイメージです。
「確かにそうですね!!〇〇オートさんも同じようなやり方で、それと××もやってうまくいってますもんね!」
この××の部分がポイントです。さりげなく、社長のところにはない、あなたの考えをそっと添えてあげるのです。しかも嫌味なく。
すると社長は考えます。
「ほう。〇〇オートは××な取り組みをしてるのか。ふむふむ」と考えて、自然と取り入れてくれることがあるのです。
あくまで添えてあげたことで、社長はあなたに押し付けられた気持ちもせず、自分で考え、決断した気持ちになるのです。
小手先のテクニックかもしれませんが、実践ではとても有効なトーク展開だと思います。
中小企業の社長は基本的に自分の考えをしっかりと持っている人が多いです。そこを尊重してあげましょう。
本日は以上です。