担当マーケットを定量分析

皆様こんばんは。

日々営業していると、定性的な言葉が飛び交いますよね。

「最近何が売れてるのー。」
「軽自動車とかハイブリッドですかねー。」
「やっぱりそうかー」

その結果何も生みません笑

日々忙しいとは思いますが、時にはご自身が担当するマーケットを俯瞰して見たり、細かく深掘りしてみたり、データを触ってみましょう。

いわゆるローデータが入手できない場合は仕方ありませんが、可能な方はデータをもとに、自分が担当しているマーケットをどうしたいのか?ビジョンのようなもの描きつつ、定量的なデータを併せていくと良いととてもリアリティが出てきます。

例えば、こんな感じです。
まず、自分がこうしたい!と思える状態を文章にしてみましょう。
ビジョン「●●市の中古車選びはカーセンサー!と誰もが思ってもらえる圧倒的に強い状態を作る!」

こんな感じですね。

しかし“圧倒的に強い状態”とはどんな状態を言うのでしょうか。
あくまで一般的な感覚としか言えませんが、圧倒的に強いもの、、

①V9時代の巨人軍
②トヨタ自動車の国内シェア
③回転寿司業界のスシロー
④東京⇄福岡移動の航空機シェア

どうでしょうか。①と④は異論ないかと思います。②は国内シェア40%前後ですから相対的には強いので、圧倒的に強い!とは思いますが、100人全員が圧倒的!とまでは言えないかもしれません。
③もライバルが他にたくさんいますので、圧倒的とは言えなさそうです。

最終的には、その業界に携わる人だったり、一般人がどう思うか。というグレーゾーンはありますが、一般的には大多数の人がそう思うくらい強い状態!と言えそうです。

つまり中古車の広告領域における圧倒的というのは、ライバルのGooと比べて圧倒的に勝っている状態。多くの関係者が、やっぱりカーセンサーが強いよね。と思っている状態を指します。例えば、取引者数でGooさんの2倍あるとか、そんなイメージですね。

ここでは、圧倒的に強い状態=競合媒体の2倍の取引社数を持っていること
と定義します。

現状が自社120社 競合80社なのであれば、自社を160社まで引き上げていくということが目標数値となりますね。もちろん、自社が競合媒体の取引をオセロのようにひっくり返していくこともありますので、単純にはいきませんが、例えば新規目標を30社と置いてみるなどすると具体的になってきます。

そして、そのような定量目標を置き、日々頑張るのですが、ここで抜けがちなので、定期的なモニタリングです。進捗が思わしくない時などは特に危ないですね。人間、具合の悪いものはなるべく避けたくなる習性がありますので、なるべくなら見たくない!と言って逃げてします事があります。手遅れにならないうちに、いい時も悪い時も一定の頻度でモニタリングをしましょう。

今日はここまでにして、続きは明日書いていきます。
今日も一日お疲れ様でした。

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