お中元・差し入れの品など
皆様こんばんは。
昨今はお中元のやり取りなどは大企業中心にだいぶ減ってきたようですね。
コンプライアンスの観点、コスト削減の観点、様々だとは思いますが、中小企業同士などでは、今でもお中元・お歳暮、またはそこまで行かなくてもちょっとした手土産などを持参している方は多いと思います。
中小企業に出入りをする私のような営業マンとすれば、この暑い夏に外で洗車をしたり、作業をする方が多い中古車業界ですので、ペットボトルのドリンクを数本購入し、普通に差し入れでお持ちすることがよくあります。
さすがに受け取りを断られた方はいませんし、皆さん『気を使ってくれてありがとう。』と言ってくださいます。
誰がどうみても問題ないのはこのレベルですね。特に下心もありませんし、お客様によって差をつけることもありません。
では気を付けるのはどのような場合でしょうか。
ひとつは、契約更新のタイミングにあからさまに何か手土産を持参するようなケース。これはまずいですね。コンプライアンス云々の前に、わかりやすすぎます笑
『こいついやらしいな。契約更新の時に限って手土産なんか持ってきて。』と思う方が多いでしょう。
やるならせめて更新後、もしくは、更新月の少し前でしょうね。いずれにしても、取引拡大・継続を意識して持ってきたなと思われるような差し入れは逆工です。
次に金額です。なんともわかりませんが、従業員1~数名までの小さなお取引先に対しては、数百円というレベルの差し入れ。
夏ならでドリンク。冬ならホットコーヒーと茶菓子 程度でしょう。もしくはお土産ですね。
『先週札幌に出張に行ってきたので、少しですがどうぞ』という感じです。
私の場合はこのレベルまでは許容されると思っています。
ただ、私たちは営業マン。下心がゼロで動いている人はおそらくいないでしょう。
先方が喜ぶタイミング。嫌味のないタイミング。天候、時間なども気遣って差し入れするととっても効果的ですね。
色々試してみてください。ちなみに中小企業の接待交際費の経費算入できる金額は年間800万円までとなっております。
本日は以上です。