自画自賛は虚しく響く

こんばんは。このブログは株式会社USKコーポレーション代表の田村が、営業初心者の方向けの内容を様々な角度から発信しています。よかったら参考になさってください。

さて、今日は”自分”という商品をどうお客様に売り込むか?について書いてみます。
誰でも”これは負けない!”という自信だったり、実績だったり、自慢できるものがあると思います。その強みがお客様のお役に立つのは間違いないのに、それをうまく伝えられない!というもどかしい気持ちになることはありませんか?

「社長!僕は昨年度の営業MVPで表彰された実績があるので、絶対にお役に立てます!」
「店長!私はデータ分析においては絶対の自信があるので、必ずお役に立てると思います!」

うーん。なんか虚しく響きますね。基本的に自画自賛は、聴き手にとってはあまり心地のいいものではありません。かえって逆効果になりがちです。

では、あなたの強みはどのように伝えるのがいいでしょうか?

ひとつは、人づてにクチコミとして伝わっていくやり方です。
「今度担当になった●●さんは、とってもまじめで提案も的確で信頼できるひとだねー」と仲のよい同業者の社長から聞いたらどうでしょうか?
きっと、いい印象をもって頂けるのではないでしょうか?そのあとの提案もきっとスムーズに聴く姿勢になると想像できます。

もちろん仲の良い社長に、「社長、僕の噂を仲のよいお店に話してくださいね!」などと言うのはナンセンスですので、
そんな話になればラッキーくらいに思っておいた方良いですね

ふつためは、”実績を積み上げる”ことです。当たり前と言われればそれまでですが、やはり信頼を勝ち取ることは一朝一夕ではできません。
お客様のためになる、提案を続け、汗をかき、実績を出し、それを積み上げることで信頼度が少しずつUPしてきます。

その途中で、例えば、社長が
「あなたのデータ分析は適格ですよね? どこで学んだのですか?」
「3年間スタッフ職でデータ分析を専門にやっていた時期がありまして。全国の中古車業界の売れ筋を研究していたことがありました。」
と、ここで自己アピールをすれば、これはプラスに働きます。

つまるところ、近道はない。実績をひとつひとつ積み上げる過程で、周りの社長からいい評判が伝わったり、社長から直接興味を持って聞かれたり、
そういうことで、ジワジワっと信頼が積みあがっていき、最後はあなたの虜になることでしょう。

本当に難しい道のりですが、これぞ営業マンの目指すところ!私もすべてのお客様とそのような強い信頼関係でつながれるようにがんばっていきたいと思います!

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