言いたいことを言っているだけ
皆様こんばんは。
今日は会話のキャッチボールについて書いてみたいと思います。
よくお客様から質問をされるケースがあると思います。たとえば
『カップラーメンって体に悪いのかな?』と聞かれたときに、
『どうでしょうねー。あ、でもこないだテレビでやっていたんですが、結局添加物がどうこうというよりも、本人がおいしく食べられるか?が大事で、あまり気にしていても仕方ないそうですよ。』
どうでしょう。間違っているとも言えませんが、少しずれてますよね。質問者は、カップラーメンが体に悪いかどうかを聞いているのに、回答者は、パッと先日見たテレビのことが頭に浮かんで、その話を得意げにしているのですが・・・
このように、相手が聞きたいことの真意をよく考えずに、自分の引き出しにある知識をとりあえず口にするケースがとても多いと感じます。それは自分が営業として答えている時も、同行して部下の話を聞いている時も、また自分が客の立場で質問をするときもです。
1秒か2秒一瞬立ち止まって、質問の意図を整理してから答えるだけでも、お客様のスッキリ感はだいぶ違うはずです。
あとは、『そうですね。結論から申しますと、~~』という答え方もありでしょう。ダラダラ話さず結論を先にスパッと言うのは効果的だと思います。
本日は以上です。