適度な人なつっこさ。

皆様おはようございます。

昨日は再現性の話をしました。マニュアルに沿った営業は、抜け漏れをなくす正確性や再現性という意味でとても大事です。

しかし、営業、接客を受ける側の立場にたつと、何か物足りなく感じるのも事実ですよね。

では何が必要なのでしょうか。人間味あふれる・・・とか、個性を出す・・・とか色々ありそうですが、

私は”人なつっこさ”だと思っています。

お客様が徐々に心を開いて、自分の話をしたい時に、真剣に耳を傾け、徐々に人なつっこさを出していくのです。

客「昨日は思ったより東京の雪は積もらなくてね。せっかくブーツ用意したり、家も一時間早く出たのにー」
営「ほんとですね。まったく降らなかったですもんね。」

これではまったく会話も広がらず、客も白けてしまいますね。
客は比較的心を開いて、やや興奮しながら話しているのに、営業は、当たり障りのない返答をして終わりです。

昨今このような会話が増えたような気がします。特に若年層との会話ではそのような傾向があると思います。

例えばこのように返答していたらどうでしょうか?

営「ほんとですよー!私も気合入れて前日にオートバックス行ってタイヤチェーン買ったり、ホームセンター行って雪かきスコップ買ったり、準備万端で備えていたんですよー!完全に外れましたね笑」

客も自分の話の共感してくれてうれしくなるでしょう。この後さらに会話も弾みそうです。

もちろん”適度”さが大切です。あまり自分を出しすぎてワンマンショーになってしまっては本末転倒。

適度な人なつっこさを出しながら、相手のリズム・波長に合わせていきましょう。

相手も波長が合うととても気持ちがいいものです。せっかく心を開きかけてくれているお客様とぐっと距離を縮めるチャンスです!

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